インターネットでカード利用

■ インターネットでのカード利用の際の注意

最近インターネット取引がより身近になり、利用されている方も増えてきています。それにともないさまざまなトラブルも起きています。インターネット上でクレジットカード番号や個人情報を入力される際には次の点にご留意ください。

■ ご利用のサイトのセキュリティを確認

クレジットカード番号やその他個人情報漏えい防止のため、情報の入力送信の前に、利用されるサイトが「SSL」の暗号化技術を採用しているかを確認してください。「SSL」を採用しているホームページでは、ブラウザの上部もしくは下部にセキュリティ安全を示す「錠前」または「鍵のマーク」が表示され、URLが「https://」に変わります(鍵マークが表示されていなくてもSSLに対応している場合もあります)。また、より安全に取引できるよう、「本人認証システム」の導入が拡大してきています。

※SSL
送信情報を暗号化することによりインターネット上で情報が盗み見られることを防ぐ高度なセキュリティ技術で、現在最も普及しています。Netscape Navigatorか、MicrosoftInternetExplorerでSSL通信が利用できます。

※本人認証システム
インターネット上でクレジット決済を行うために、
VISA(Verified by Visa)、
MasterCard(MasterCard SecureCode)、
JCB(J/Secure)
が、推奨している本人認証のためのセキュリティシステムです。お客様がインターネット上でお買い物等をされる際、クレジットカード番号等の入力に加えて、お客様が事前にご所属のクレジットカード会社のホームページ上で登録したID・パスワードを入力いただくことにより、本人認証を行い「なりすまし」等の不正取引を防ぐことができます。
詳しくは各社ホームページをご覧下さい。

■ 個人情報をEメールで通知することは避ること

カード番号等の個人情報をEメールで送信するのはセキュリティ上危険です。カード番号等の入力はセキュリティが確認された画面で行ってください。カード番号をインターネットで送信するのが不安な場合は、電話やFAXで受付ける先もありますので確認してください。

■ カード番号の入力は、そのまま契約となる場合がある

カード番号を入力することは、「お客様が契約内容を承認しサービス提供会社と契約をした」とみなされ、お客様に支払責任が生じる場合もあります。契約内容は必ず確認し、納得した上でカード番号を入力してください。
また、利用されるサイトのセキュリティ環境を必ずご確認ください。

■ 契約・サービス内容は必ず事前に確認

「思ってもみなかった請求が来た」などのトラブルも多く発生しています。契約・サービス内容は必ず事前に確認してください。

■ 契約先のURL・メールアドレスは必ず控える

契約を解約したいが連絡先が分からないなどの後のトラブルを避けるためにも契約先のURL・メールアドレスは必ず控えておきましょう。できれば、契約内容も含めプリントアウトされることをオススメします。

■ お客様のご契約に関して

契約先との解約、サービス内容に関する照会は、ご自身で直接サービス提供会社へ問い合わせする必要があります。ご自身のご契約に関してカード会社がお客様に代わって解約したり、あるいは請求内容の訂正等をすることはできません。またサービス内容につきましてもご自身で照会をする必要があります。

■ 海外の「宝くじ、ギャンブル」ご購入には注意ください!

最近、インターネットやDM等で、海外で実施されている「宝くじや馬券、スポーツ勝敗予想などのギャンブル」の案内が見受けられ、またこれらの「宝くじやギャンブル」をクレジットカードで簡単に予約、購入できる場合があります。
しかし、国内で正式に許認可を得ていない団体等が販売する「宝くじやギャンブル」の購入は、法律で禁止されています。たとえ海外で何らかの認定を受けている団体等が主催する「宝くじギャンブル」であっても、法律違反となり、申し込んだ方も罰せられますので、十分注意してください。